秋田近代史研究会

秋田県の近現代史を考える歴史研究団体です。

2022-01-01から1年間の記事一覧

史料紹介「農村青少年人口の構成分布に関する調査」

史料紹介「農村青少年人口の構成分布に関する調査」(秋田県職業課、1940年刊)(『青少年人口の動態と労働事情に関する調査資料』2012年、クレス出版) 荒川肇 会報 194 号「史料探索の顛末」でふれた本調査は 1938(昭和 13)年7月県職業課実施の鹿角郡・南秋田…

2022年秋季研究会のお知らせ

花火伝統文化継承資料館 はなび・アム 秋も深まり冬の気配が感じられる季節となりました。新型コロナウィルスは収束しそうに見えながらも収まらず、今冬は第8波とインフルエンザの流行が重なりそうです。対応を十分にしてウィズコロナの時代を乗り切りたいも…

2022年総会・春季研究会終わる、年会費が3,000円に変更される

発表する高橋代表 去る5月 22 日(日)大仙市はなび・アムにおいて 10 時から総会、13 時から春季研究会が開催されました。総会には 6 名の会員が出席。高橋務代表委員を議長として 2021 年度事業報告・決算報告・監査報告、2022 年度事業計画・予算案、会則改…

史料探索の顛末 『農村青少年人口の構成分布に関する調査』(秋田県職業課、1940年刊) (『青少年人口の動態と労働事情に関する調査資料』2012年、クレス出版)

「農村青少年人口の構成分布に関する調査」をご存じだろうか。これは県職業課が 1938年7月に実施した鹿角郡・南秋田郡・雄勝郡3郡全町村の 12 歳以上 25 歳未満全てを対象とした青少年動態調査である。この史料にたどり着くまでの経緯を述べたい。それは吉田…

本の紹介『平鹿地方 近代の展開』(平鹿地方史研究会)

設立 15 周年記念誌であるこの本は、平鹿地方史研究会(小林一敬会長)が 2013 年に発刊した『設立5周年記念誌 平鹿地方 近代への出発』に続く第2弾である。第一章は研究論文編で 1889 年から 1929 年までの時代を、平鹿郡を舞台とした各分野の研究成果で構成…

2022年総会・春季研究会のお知らせ

春になり満開だった桜の花がそろそろ散り始めています。毎年変わらない春の景色ですが、ウクライナの悲劇のためか今年の春はいつもと違うように感じてしまいます。さて春季研究会を次の内容で行います。今回は活動報告中心の内容です。新型コロナ感染対策に…