2026年秋季研究会を次の内容で行います。多数ご参加ください。
◇日 時:11月3日(火)文化の日 10:20~14:30
◇会 場:はなび・アム 多目的ルーム 大仙市大曲大町7-19
☎0187-73-7931
昼食持参可
◇研究会日程
10:20~ 開会行事
10:30~11:30 報告
「明治大正期の料亭武田亭と土崎港町の発展について
ー公文書、文献、オーラルヒストリー、写真を用いた復元と考察ー」
柴田知彰(秋田県公文書館専門員、本会会員)
概要
明治20年代から昭和初年まで土崎港町で池鯉亭と並ぶ二大料亭として営業していた武田亭について、武田家縁故者からのオーラルヒストリーを元に敷地と建物の平面図を作成し、明治・大正期に出版された秋田県や土崎港町の案内記や武田亭の建物や庭園を紹介した写真絵葉書数点との対照により、往時の姿を復元する。
さらに明治20年代に士族武田栄隆が開業した一介の鰻屋が、10年足らずで武田亭に発展した理由を、海運交通の要衝土崎港町の急激な経済発展と港と遊郭を結ぶ地理的条件から解明してみたい。加えて奥羽線全通後は鉄道中心の交通となり、交通の要衝の地位を秋田市に奪われた後でも武田亭や池鯉亭が繁盛した理由を、政友派及び非政友派の料亭政治の場に求めてみたい。
11:30~ 質疑応答
12:00~13:00 昼食
13:00~14:00 内務省に関する研修会
「内務省のイメージはどのように変わったのか?
ー講談社現代新書『内務省』の刊行に寄せて―」
小幡圭祐(山形大学人文社会科学部准教授)

概要
内務省は一般に「省庁の中の省庁」と呼称されているように、戦前期における国内行政の最強官庁というイメージで把握されている。その認識は内務省の歴史を包括的に記した大霞会編『内務省史』全4巻(地方財務協会、1970~71年)など、これまでの研究上においても共有されてきた。しかし、近年の研究で「省庁の中の省庁」とされてきた内務省の実相も見直されつつある。
本報告では、執筆を担当した内務省研究会編『内務省 近代日本に君臨した巨大官庁』(講談社、2025年)の通史編第1章「「省庁の中の省庁」の誕生―明治前期」を素材として、内務省のイメージがどのように変わったのかを解説する。
14:00~ 質疑応答
14:30~ 閉会行事



