秋田近代史研究会

秋田県の近現代史を考える歴史研究団体です。

会報 秋田近代史研究 第171号

2016春期研究会のお知らせです

◇日 時: エリアなかいち にぎわい交流館AU 研修室3(4階)

◇会 場: 秋田市中通1丁目4番1号 ☎018-853-1133

◇研究会テーマ: 秋田の史料保存利用運動-過去・現在・そして未来へ-
研究会日程
10:00~12:00 総会・会計報告・情報交換

12:00~13:00 昼 食

13:00~14:00 報 告①  司会 高本明博氏

柴田知彰氏 「昭和戦後の史料保存利用運動と山崎真一郎」

概要 昭和戦後の史料保存利用運動は、第1期の史料散逸防止と保存を経て、第2期の文書館設 立運動の展開に進んだ。秋田県では昭和25年の県庁書庫における「出羽一国御絵図」再発見 を契機に、県所蔵の古文書及び古絵図、近代県庁文書の保存修復が進められた(第1期の運 動)。そして昭和30年代には、20年代に整備した上記の史料を基礎に県史編纂事業が始まり、 さらに秋田県立史料館の設立計画が具体化した(第2期の運動)。これらには山崎真一郎が深 く関与していたが、同期に黎明期の文書館設立運動が持っていた問題点も見られる。

14:10~15:10 報 告② 司会  柴田知彰氏

高橋務氏・伊藤寛崇氏 「全史料協全国(秋田)大会参加報告」

15:20~16:30 意見交換・討論

16:30 閉 会
今年の春季研究会は秋田市での開催となります。昨年11月の全史料協全国(秋田)大会をふまえ、研究会のテーマを設定しました。当日は午前中に総会を行い、午後からは秋田県における史料保存のこ れまであゆみと現在の状況、そして未来についてスポットを当て、上記テーマのもと柴田知彰氏、高橋務氏、伊藤寛崇氏から報告をしてもらいます。われら秋田近代史研究会員による全史料協大会の第二幕とお考え下さい。その後の意見交換および活発な討論を行うためにも会員の皆さまのご参加を心 よりお待ちしています。なお、閉会後は懇親会を予定しております。(秋田駅前周辺の店舗)
◆研究会参加費と参加申込について 参加費:500円 参加申込:今回は特に出欠確認はいたしませんので、当日会場にお越しください。

Dropbox - 会報171号(2016.05.01).pdf